「ブラック・ゴスペル」をご存知ですか。私が聞いた話では、1990年代の映画「天使にラブ・ソングを」(ウーピー・ゴールドバーグ出演)が日本でのちょっとした Black Gospel ブームを起こしたそうなのです。
妻は佐倉市(千葉)の教会でブラック・ゴスペル教室に参加し、姉夫婦は日進市(愛知)の教会でリードしてきました。そして、毎年夏は娘も日進市の教会で行われる「キッズ・ゴスペル・ウィーク」で子供のイベントを手伝っています。今年はロスアンジェルスに住んでいる姪っ子と彼女の友達も日本に呼ばれ、キッズ・ゴスペル・ウィークで踊りの指導をします。(余談ですが、先日、その二人は成田空港で「Youは何しに日本へ?」という番組の面接を受けたので、「日本のテレビ番組に出るかもしれない」ということでexcitedしています。笑)
私自身は参加していませんが、とても楽しくて、有意義な体験であるようです。教室や合唱団での色々な方との出会い。アメリカの黒人ゴスペルシンガーとの交流。黒人文化やキリスト教についての「勉強」。ゴスペルを全身全霊で歌うことによるストレス発散。等々。
そして、おまけに英語の上達にも効果があるそうです。その証として、「多読ファミリー」で紹介された「ゴスペル教室ならではの英語上達のポイント」を引用させていただきます(許可有)。
- フレーズを繰り返して練習する(反復練習)
- 何度も歌ううちに歌詞を暗記してしまう(センテンスやフレーズの暗唱)
- ゴスペル歌詞の意味はとても深く、素晴らしいので、心に響く(心に響くので記憶に残る)
- 音楽なので英語のリズム感や抑揚がばっちり身に付く。(英語のリズム感定着)
- 発音チェックをしてもらえる!日本人の苦手なRとL、THの発音等何度も練習(発音矯正)
- 仲間ができる!励まし合える人が周りにいることで長続きする(英語は継続が大切)
- そして何と言っても楽しい。これが一番の英語上達の秘訣!
英語のためだけなら、別のことをお勧めするかもしれませんが、「歌うのが好き!」「黒人文化や霊歌に興味がある」という方は、一度試してみたらいかがでしょうか。
ちなみに、大半の参加者はキリスト教信者でもなく、普段は教会に通っていませんので、どの宗教の方でも、無宗教の方でも、気楽に参加できるはずです。
では、最後に、「天使にラブ・ソングを」から、「オーハッピーデイ」(Oh Happy Day!)をエンジョイしてください。