百聞は一見に如かず
日本に初めて来た時、言葉が通じないと、すぐにノートやレストランのナプキン等に絵を描いて、なんとか自分が伝えたいことを伝えた覚えがあります。もともと絵が上手く描けないので苦労しましたが、“a picture is worth a thousand words” (一枚の絵は一千語に匹敵する、すなわち、百聞は一見に如かず)という諺の真理を何度も実証しました。
コミュニケーションボードとは?
母語が同じ者同士の方でも、どちらかの声が出ない・言葉が話せないこともあります。そのような時に備えて、特に病院や警察署などでは、「コミュニケーションボード」(「コミュニケーション支援ボード」等とも言う)を用意しているところが増えているようです。簡単に言うと、
コミュニケーションボードは、学校や交通機関、お店、交番などで使われ始めています。自閉症や知的障害のある人だけではなく、外国の方や高齢者、小さな子どもにも利用されています。地域の中でみんなに役立つユニバーサルなコミュニケーションツールです。(横浜市社会福祉協議会障害者支援センターのこのページより)
万能のコミュニケーションボードはないので、必要に応じて既存のものを見つけるか、自分の状況・シチュエーションに合うオリジナル版を作るといいでしょう。
使えそうなコミュニケーションボードのリンク集を作ってみましたが、これは氷山の一角(the tip of the iceberg)なので、自分の必要に合うものを探してみてください。ちなみに、英語で検索するなら、“communication boards”というキーワードからスタートしてみてください。
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コミュニケーション支援ボード(全般)
おはなしノート ← これはすごいかも知れません!
お店用コミュニケーションボード
救急用コミュニケーションボード
明治安田こころの健康財団(救急隊用、消防隊用)
災害用コミュニケーションボード
警察用コミュニケーションボード
明治安田こころの健康財団(交番・警察署用、パトカー用)
医療機関用コミュニケーションボード
公共交通機関用コミュニケーションボード
セイフティーネットプロジェクト横浜(鉄道駅用)
行政機関用コミュニケーションボード
オリジナルコミュニケーションボード