“Why Most Photos You See of Feudal Japan Are Deceptive”(直訳風に言うと、「封建制の日本の多くの写真はなぜあなたを惑わすのか」)という記事をご紹介します。Emiko Jozuka氏というフリージャーナリスト、研究者、ビデオ撮影者による興味深い記事です。
日本開国史やフォトグラフィー史にご興味があれば、是非、この記事を読んでみてください。
概要とは言えませんが、この記事を読んでいく中で、順番に出てくるトピック(主題)をリストアップし、その下にキーワード等もリストアップしました。
記事のトーキング・ポイント(話題)
- 写真撮影術(フォトグラフィー)がいつ、そしてどのようにして日本に導入されたのか
- 写真撮影術が導入された始めの頃、写真撮影術は日本人によってどんな風に見られたのか
- 当時の写真撮影術は何のために使われたのか
- 武士たちは写真撮影術に対してどのような関心を持ったのか
- 日本に来た西洋の写真家たちによる異国趣味としての写真撮影業について
- 外国の観光客等にとっての異国風の画像の魅力について
- 19世紀の有名な写真所で、ドイツ人によって撮られた写真について(ベルリンの写真美術館での展示についての英語サイト)
- 当時の多くの写真が、自然な環境の中ではなく、写真所で撮られたことについて
- 外国人が異国風の写真撮影販売を活発的に行っていたと同時に、日本の近代化を描写する日本人の写真家が増えたことについて(写真撮影の二重市場について)
- 外国の写真家たちがだんだん姿を消していき、日本人の写真家たちがだんだん増えたことについて
- 日本においての写真撮影術がどのようにして変化したのか
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キーワード・人物
- feudal period 封建主義[制度]の時代
- isolationist period 鎖国時代
- Edo Period 江戸時代
- Bakumatsu Period 幕末時代 (Late Tokugawa Shogunate)
- Meiji Period 明治時代
- photography 写真撮影、写真(撮影)術、写真撮影業、フォトグラフィー
- Dutch traders オランダの商人
- exoticised images 異国趣味[情緒]、異国風の画像
- samurai (warrior class) 侍(武士階級)
- Meiji Six Society 明六社
- civilization and enlightenment 文明と啓蒙
- technological advancement 技術の進歩[向上]
- commercial photographic studio 写真所、営業のための写真スタジオ
- landscape photography 風景写真
- dual market 二重市場
- David Odo ダビデ・オド(ハーバード大学美術館のキュレーター、初期のジャパニーズ・フォトグラフィーの専門家)
- Christine Kuhn クリスティーン・クーン(ベルリン写真美術館のキュレーター)
- Ogawa Kazumasa 小川 一眞
- Felice Beato フェリーチェ・ベアト
- Adolfo Farsai アドルフォ・ファルサーリ
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